電気の基礎知識 | 電気の仕組み・家電の雑学

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電気の基礎知識

電気の仕組み、発電所から家庭に送られる電気の流れ、直流と交流の違いなど、『電気の雑学』について紹介するカテゴリー。

電気はどこで作られて、どのように運ばれてくるかといった基本的な電気の仕組みから、電気を流すための導体と半導体、絶縁体の違いなど、電気の基礎知識が学べるコンテンツを用意している。

電気の雑学のほか、オイルヒーターや電気ケトル、空気清浄機など、家庭用の白物家電についての解説を主体に、消費電力を少なく抑え、電気代を節約するオトクな使い方や、家電の仕組み・動作原理といった技術的な内容も紹介。

このカテゴリでは、電気設備の専門設計に関する技術紹介を少なく留め、わかりやすい読み物形式での情報提供を行っている。

屋上に設置された空調室外機の写真

電気の仕組みと流れ

身近に使用している電気には、直流と交流がある。壁のコンセントから取れる100Vの電源は、50Hzまたは60Hzの交流電源である。対して、乾電池やACアダプターから得られる電源は直流電源である。直流電源は…
電力自由化とは、家庭用、業務用として供給される「電気」を、決められた電力会社以外からも購入できるように、制度化されたものである。電気を購入する場合、東京電力や中部電力、関西電力など、9つある電力会社のいずれかから…
物質が電気を通せるかを基準として「導体」「半導体」「絶縁体」に区分される。電気を良く通す物質は導体、通さない物質は絶縁体である。半導体は少々特殊で、導体と絶縁体の中間に位置している。電気設備の分野では、導体はケーブルや電線の心線部分に用いられ…
発電所から供給される電源は、数十万ボルトという高い電圧から始まる。電圧を超高圧に高めている理由は、送電損失を最小限に留めるためである。電流値は電圧に反比例するため、同じ電力を送電する場合、電圧を高くすれば…

電気の雑学とマメ知識

厨房、給湯、暖房など、熱を必要とする部分を全て電気でまかなう生活スタイルを「オール電化住宅」とまたは「全電化住宅」と呼ぶ。従来はガス会社から都市ガスやプロパンガスの供給を受け、電気と併用するのが主流であるが…
コンピュータウイルスは、コンピュータ内の他のプログラムを書き換えたり、自身を複製するプログラムのことで「ユーザーに不利益をもたらすもの」と定義されている。画面に不快な画像を表示させたり「ハードディスクを…
リチウムイオン電池は、正極にリチウム金属酸化物、負極に炭素を用いた電池で、小型軽量かつ、メモリー効果による悪影響がない高性能電池のひとつである。鉛蓄電池やニッケルカドミウム電池のように、環境負荷の大きな材料を…
一般住宅内で用いられる家電製品には、生活するために用いる最低限必須のものだけでなく、趣味や娯楽といった電化製品を含めると無数の種類がある。短い時間であっても瞬間的に大電流が流れるものや、24時間常時同じような…
電池は、電気を蓄え、必要な際に放電するという機能がある。放電によって発生する電気は「直流」であり、乾電池を使って動作する電気機器は、直流で動作するよう作られている。乾電池の仕組みは、亜鉛の筒をマイナス極、中心に入っている…
アンペアブレーカーとは、家庭との電力供給契約に対し、契約アンペア値を超える電流が流れた際に自動的に動作し、電気の供給を停止させる機器である。電流制限器という名称でも…
日本国内には極めて多くの自動販売機が設置されており、深夜も時間を問わず、清涼飲料水や菓子類を購入できる。市街地であれば各所に自動販売機が設置されており、街の灯りとともに夜の街を…
省エネルギーとは、資源や燃料、電力やガスの消費を小さく抑え、かつ同一の効果を発揮させるための方法である。目標となる結果や効果に対し、消費するエネルギーが小さいほど…
待機電力とは、コンセントに接続され通電されている電気機器、微小な電力消費が発生している状態である。正式名称は「待機時消費電力」と呼ぶ。家電製品の多くは待機電力が…
電気代・電気料金の計算は通常「基本料金」「従量料金」の合算で求められるが、電気料金が常に一定となる「定額電灯」という契約がある。共同アパートの通路に取り付けられている…

家電製品の知識

エアコンは、室内の空気温度の調整を行ったり、湿度の調整を行うための設備である。空調設備のひとつであり、室外機と室内機で熱交換をすることで、冷房時は室外機から熱気を排出し、暖房時は室外機から冷気を…
オイルヒーターは、フィンの付いた密閉容器に難燃性の油が密閉されており、電気を流すことで内部の油が加熱され、温度が上昇したオイルがパイプ内を循環することで放熱する暖房器具である。電熱線を用いたヒーターと比較して速暖性は小さく、オイルが温まるまで…
照明器具や換気扇など、電気機器のオンオフを行うためにはスイッチを使用する。これら電気設備用のスイッチは、住宅から業務施設に至るまで、ほぼすべての建築物で使用される。手元スイッチも、住宅用のワイドスイッチや…
スイッチプレートとは、照明のスイッチやコンセントなど、埋込用の配線器具を取り付けた上に被せて使用する金属、または樹脂製のカバーで、安全性や意匠性の向上を図るものである…
家庭用電気機器として、ほとんどの家庭に普及している「テレビ」について、従来はブラウン管を主構造としたテレビが広く普及していたが、現在は「液晶テレビ」が数多くの一般家庭において購入されており…
加湿器は、室内の湿度を高めるための装置である。家庭用途の加湿器は、冬季など空気が乾燥する時期に、湿度調整のために使用するのがほとんどである。換装する時期に加湿器を使用すれば、ウイルスの活動を抑制するので…
空気清浄機は、空気中に浮遊している埃、花粉、臭気を放つ物質を集め、フィルターに付着させて集める家電製品である。臭気を発生させる原因となる「ペットの臭気」や、臭気の強い料理を頻繁に行う場合、空気清浄機によって…
除湿機は、その名称の通り、空気中の水分を奪うための電気機器である。空間の湿度が高すぎると、ジメジメした空気を不快に感じるだけでなく、室内にカビの繁殖が促進され…
エアコンを使用しない節電方法として、扇風機やサーキュレーターを使う方法がある。エアコンは電気エネルギーでコンプレッサーを運転させるため、大きな電力を必要とするが、扇風機などはモーターに…
電気ケトルは電気によって熱を発生されて暖めることを原理とした、電気式のやかんである。家電として販売されているハンディタイプの電気ケトルは、0.15リットルから1.2リットル程度の、小型のものが大部分を占めており…
電気ポットは水を沸騰させ、長時間保存していつでも使えるように工夫された電気機器である。一定温度を維持するための保温機能を持っており、100℃近い熱湯だけでなく、90℃・80℃というように、温度を下げた湯を…
電気ヒーターによる暖房器具は、化石燃料を使用せず、供給される電気を使用して熱を発生させる。ハロゲンヒーターやカーボンヒーターという名称の暖房器具で、家電店などで販売されている。一般には…
電気こたつは、床を掘り込んで底部に発熱体を設置する掘りごたつと、木製やプラスチック製のテーブルの下部に発熱体を設置したやぐらこたつの二種類が代表的である。やぐらこたつは、テーブルの下部には発熱体を設置し…
電気カーペットは、カーペットに織り込まれた電熱線に通電することで、電気的な発熱を発生させる暖房器具の一つである。電気カーペットは、一般に販売されているカーペットと同じ形をしているが…
電磁波は通信媒体として利用が始まったものであるが、電磁波が持つエネルギーを熱に変換することが考案され、調理器具として広く使用されている。電子レンジ、IHクッキング…
冷蔵庫は主に食品を長期保存するため「凍結しない程度」の低温空間を作り出し、生鮮食品の低温保存が必要な物品を収容する電化製品のひとつである。冷蔵庫は0~10℃の範囲で凍結しない温度とされており、対して庫内温度を食品が凍結する温度まで低下させて保存するものは…
 
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