省エネルギーと脱炭素
2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするという、カーボンニュートラルを目指すことが宣言された。人が行動することで、必ずCO2排出が行われるため、排出量を少なくし、吸収量を差し引くことで、実質ゼロにすることをカーボンニュートラルとして定義している。
ここでは、どのような技術によってカーボンニュートラルを達成し、二酸化炭素の排出を削減しているのか、吸収作用のある技術があるのかを解説する。
省エネルギー・リサイクルと省資源
テレビ、パソコン、エアコン、冷蔵庫など各種の家電製品、電気・電子部品が先進国から発展途上国に輸出されたのち、不適切な廃棄処理によって環境に悪影響を及ぼす問題の…
ZEBとは、エネルギー自立度が極めて高く、年間の一次消費エネルギー消費量の収支がゼロとなった建物を示すものである。「Net Zero…














