柱上変圧器

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柱上変圧器

電柱の上に取付け、配電用に使用する屋外用変圧器。バケツ状の円筒形変圧器が一般的であり、電柱の頂部に固定されている。

電力会社の発電所や変電所から送られてくる電圧は高圧であり、住宅や小規模の事業所に対しての電源供給は、低圧による受電を求めるため、柱上に変圧器を設けて低圧に変換している。この変電設備一式を電柱上部で完結させているのが柱上変圧器である。

柱上変圧器は、高圧で供給される配電網に対して設けられ、カットアウトやヒューズを経由することで事故に対する保護を行っている。

柱上変圧器の構造

柱上変圧器内部には鉄心冷却用の絶縁油が充填されており、電気室やキュービクルに収容する設備用変圧器の仕組みと同じであるが、屋外かつ、電柱上部という過酷な環境に曝されるため、耐塩性能や耐候性能を高めて製作されている。

従来の柱上変圧器は絶縁油にPCBが使用されていたが、現在ではその環境への悪影響から、PCBを用いた柱上変圧器の生産は行われていない。

変圧器の種類や仕組みについては油入変圧器・モールド変圧器の構造を参照。

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