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三相電源

位相が120°ずれた角速度の等しい正弦波交流電源。日本国内では200Vと400Vが三相電源として主流であり、ファンやポンプなど電動機の駆動電源として利用されている。

位相がずれている三相電源は回転磁界を容易に作られるため、モーターやポンプなど、回転エネルギーを必要とする動力機器を運転させるための電源として適している。三相電源を構成する3本の電線のうち、2本を取り出すと単相の200Vを得られる。

グラウンドや体育館など、運動場に水銀灯などHID照明を計画する場合、高速移動する物体がランプの点灯周波数によってちらついて見える「ストロボスコープ効果」と呼ばれる照明品質の劣化を引き起こすことがある。

これを避けるため、三相電源から位相のずれた3つの単相電源を取り出し電力供給することで、ちらつきが発生しないよう計画するのが良いとされている。なおインバーターによって点灯周波数を高周波域としたランプであれば、ちらつきは発生しない。

電圧の種類や、単相電源と三相電源の違いについては電圧の種類・単相電源と動力電源とはを参照。

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