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親子時計

水晶式時計に子時計駆動パルスを発信する電気時計設備。親時計と子時計はまったく同一の時刻を示すため、多数の時計を設置し、かつ正確な時刻同期が求められる学校や病院では、親子時計を採用することで確実な時刻同期が可能となる。

電波時計も時刻合わせを行えるが、電波の受信状況によってわずかな時刻のずれが発生することがあるため、秒単位での時刻のずれを許容できない場合は、有線式の親子時計を計画するのが良い。

親時計の時刻合わせは、ネットワーク回線、GPS、ラジオ電波、地上デジタル電波といった各種方式が用いられる。ネットワーク回線ではNTPと呼ばれるタイムサーバネットワークプロトコルを使用することで受信する。GPSでは衛星電波(L1帯 1575.42MHz)を受信、ラジオ電波ではNHK-FM放送(76~90MHz)、地上デジタル電波ではUHF帯(470~770MHz)を使用してそれぞれ時刻合わせを行う。

親子時計を計画する場所で、どの時刻合わせが最も合理的かを判断し、親時計の時刻合わせ方式を選定する必要がある。設備時計設備の設計の詳細は電気時計と設備時計・電波時計を参照。

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