電気設備の知識と技術 > 電気設備用語辞典 > 大型四角アウトレットボックス
壁面の下地内や天井裏において電線管を接続したり、電線を引き込むために用いる付属材料のひとつ。天井内や壁内部で電線管を複数接続し、電線相互を接続、分岐するといった配線工事に設ける。スイッチカバーなどを付属すれば、埋込型の配線器具を取り付けることも可能。
アウトレットボックスの1辺が119mmと比較的大きいため、31mmの電線管が接続できる大型のボックスである。スラブ配管用工事となるため、亜鉛メッキを施した鋼板製となっている。配管工事のほか、照明器具吊り込みの位置ボックスとしても利用されている。
薄型のアウトレットボックスもあるが、配線を内部で曲げるのが難しくなるため、余裕がある空間であれば一般サイズを選定するのが良い。電線管の接続に際して、複数のノックアウト穴があるが、使用しない部分を開けてはならない。
アウトレットボックスの種類や施工方法の詳細についてはアウトレットボックスを参照。
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