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総合収容箱

自動火災報知設備を構成する機器のひとつで、表示灯、発信機、電鈴(ベル)をパッケージ化したもの。機器収容箱、単に収容箱という名称でも呼ばれる。ベルや発信機は同じ位置に設置することが基本のため、ひとつの箱に収容することで、壁面がすっきりとし意匠性を高めることができる。

収容箱は単独で壁面に設置する。屋内消火栓や補助散水栓の鋼製箱に一体として取付けるといった施工方法もあり、見栄えとしては同一となる。収容箱取付の場合ベルは表面に露出させることなく箱内部に収容される。鳴動時のベル音は収容箱表面に設けられている蜘蛛の巣状のパンチング形状の開口部から音が出る構造となっている。

非常放送設備が設置されている防火対象物であれば、非常ベル・電鈴は非常放送設備で設けるスピーカーで代替可能なため、表示灯と発信機だけが収容された収容箱となる。

収容箱は柱や壁に取り付けられるため、縦型と横型を取り付け場所に応じて選択する。露出形と埋込形が選択できるが、露出型は若干壁面から飛び出す形状のため、接触や衝突のおそれがある。原則として埋込型とするのが望ましい。

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