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🏠 電気設備の知識と技術 > 電気設備用語辞典 > 集電箱
集電箱は複数のパワーコンディショナーからの交流出力をまとめるための電源接続盤で、複数のパワコン入力を合成し、出力ブレーカーから送電することが可能である。
接続箱が複数あり、その直流電源をひとつにまとめる用途にも用いられるが、複数の入力ブレーカーがあり、出力がひとつであるという構成は同一である。いずれも複数の入力電源を受けて、出力をひとつにまとめて送電するという仕組みは変わらない。
パワーコンディショナーからの入力は単相・三相いずれも対応可能であり、2~5回路程度の入力回路を受けて、1回路の出力を行うものが一般的である。接続する電線サイズから、出力は300A程度を上限としていることが多い。電源容量を大きくまとめることで、ケーブル敷設本数を少なく抑え、効率良くかつ低コストで配線工事を行うために用いられる。