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接地抵抗測定

接地抵抗値を測定する試験。大地に埋設された接地極に対して電圧を印加し、流れる電流に対する抵抗値を測定する。

接地抵抗値の測定は商用周波数以外の交流電源で行うのが基本である。商用周波数の電圧を印加すると誘導で誤差が発生することから、商用よりも高い周波数の交流電圧を印加する。直流電源による測定は、電流が流れにくく測定誤差が大きいため不可である。

直読式接地抵抗測定器の場合、本体の「E」端子に接地極「P」端子に電圧補助接地極「C」端子に電流補助接地極を接続し、極相互は直線上かつ10m離隔した位置に打ち込む。付近にコンクリート舗装しかなく補助極を打ち込めない場合、補助接地網に補助極を乗せて水を撒くという方法も考えられる。

適切な位置に接地極・補助極の接続できれば、計測用の交流電圧を印加し、流れる電流から抵抗値を算出できる。接地抵抗測定値は水田や湿地帯などは抵抗値が低く、山地や河岸は抵抗値が高いという特徴がある。冬季は接地抵抗値が高く、夏季は低い数値を示すことが多い。

接地の種類や、法的に求められる接地抵抗値、接地技術の詳細については接地工事の種類と接地抵抗を参照。

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