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ロンワークス(LONWORKS)

電気設備や空調、照明などを、Lon-talkという通信プロトコルで制御や管理する中央監視システムの総称。アメリカの「エシェロン」で開発されたオープンシステム技術のひとつつであり「メインバス」をBACnetなど情報系のネットワークで構築し、機器制御や計測を行う「フィールドバス」にLONWORKSやCC-LINKを用いる事が多い。

従来の自動制御では、DDC(ダイレクトデジタルコントローラー)にセンサーやリレー類を直接接続し、アナログ値による制御や計測を行っていたが、このアナログ情報を「ニューロンチップ」と呼ばれるLSIによって制御することで、異なるメーカーの部品を組み合わせた自動制御システムが構築できる。

オープンシステムを構築することで、ひとつのメーカーに縛られずシステムを接続可能となり、機器故障時の部品調達を容易にしたり、設計の柔軟性を高めることが可能とされている。

建築設備分野においては、照明の点灯や消灯の制御、空調機や給排水ポンプ・インバーターの発停、温湿度管理、流量管理、メーター類の計測情報などを監視・計測し、伝送するシステムを構築するために利用されている。

通信形態は「FTT-10A」と呼ばれる78kbpsの通信速度を持つシステムが一般的で、64ノード、4,096個という非常に多くのネットワーク変数を定義可能である。Webブラウザによる設定ができるインターフェースユニットが一般的で、メンテナンス性も良い。

中央監視設備の詳細については中央監視設備の計画を参照。

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