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ローチャンネル

地上デジタル放送のチャンネル区分において、UHFローチャンネルとなる「13~36ch」の範囲。国内では地デジ放送の多くがローチャンネルに占められている。

UHFによるテレビ放送は13ch~62chまでが規定されているが、13~36chに特化した受信ができる「ローチャンネルアンテナ」、13~62chまでをまんべんなくカバーする「オールチャンネルアンテナ」、45~62chに特化した「ハイチャンネルアンテナ」が販売されている。

ローチャンネル帯域に特化したアンテナは、オールチャンネルアンテナよりも3~4dB程度利得が高いため、効率の良い受信が可能となる。ハイチャンネル帯域を使用していない地域でアンテナを選定する場合、オールチャンネルアンテナではなくローチャンネルアンテナを設置するのが、より安定した受信が可能となる。

国内では多くの地域でローチャンネル帯域が使用されているため、全チャンネルを平均的に受信できるオールチャンネルアンテナを使用するより、ローチャンネルアンテナを使用するのが受像品質が良いことがある。

一部局ではハイチャンネル帯域を使用していることもあるため、設置する場所に応じた選定に注意が必要である。ローチャンネル専用のアンテナは、ハイチャンネル帯域の受信ができないため、まったく受像できない。

集合住宅やビルの共同聴視設備を設計する場合、オールチャンネルアンテナを選定するのが一般的だが、ホームユースなど受信する電波が確定している場合、ローチャンネルアンテナを選定するのも一案である。

テレビ共聴設備における設計技術の詳細についてはテレビ共聴設備の計画を参照。

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