根入れ

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根入れ

電柱や自立ポールにおける、地中部分に埋没する垂直深さ。建築物の基礎の埋設深さも同様に、根入れと呼ばれる。根入れ深さが深いほど、地盤からの支持力が増大する。

構造物が風や地震で倒壊しないように、基礎を所定の深さ以上まで地中埋設することで、支持強度を確保する。

寒冷地では根入れ深さの不足が不具合の原因となるため注意を要する。寒冷地で基礎の根入れ深さが不足すると、土壌が凍結して下層の水分が膨張し、凍上によって基礎周辺が持ち上げられる。凍上により、建築物が傾いたり、埋設配管が持ち上げられての破損、道路の浮き上がりといった被害を及ぼすため、凍結深度以下まで根入れ深さを確保しなければならない。

電柱の根入れ深さは電気設備技術基準に定められているため、電柱の種類と全長に応じた設定が必要となる。全長15m以下の電柱は、根入れ深さを全長の1/6以上確保し、全長が15mを超える場合は2.5m以上の根入れ深さが必要となる。

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