コンドルファ始動

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コンドルファ始動

電動機の始動電流を低減させるための始動方式のひとつで、電動機一次側(モータと電源の間)に短巻変圧器を挿入し、減圧された電圧をモータに印加して始動する方式。

電圧を低下させた状態では一定速度以上まで回転速度を上げれないため、継電器を組み合わせて抵抗回路を切り離していく。まず変圧器をリアクトルとして活用し、最後に全ての抵抗回路を切り離すことで、全電圧に切り替え定格運転とする。スターデルタ始動よりも柔軟な電圧調整が可能なため、始動特性が良く、ショックも小さい。

リアクトル始動や一次抵抗始動方式よりもトルク増加がやや小さいが、始動電流を小さく抑えられるため、大型のポンプやブロワに採用されることが多い。大型電動機であっても、円滑な加速が可能となる。

100kWを超えるような大型電動機の始動装置として普及しているが、全電圧始動やスターデルタ始動と比べ、付属機器が多いため高価な設備となる。始動機を収容した電源盤を設置するため、機械室が大きくなるというデメリットもある。

電動機の各種始動方式の特徴と違いについては電動機の始動方式と始動電流を参照。

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