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均斉度

照度計算において重要視される指標のひとつで、壁側1mを除いた場所の最低照度と最高照度の比率を示したもの。照度分布の均斉程度を示すことで、明るさのムラがないかを数値によって検証できる。明るい部分と暗い部分が発生した空間は、均斉度が低い空間として評価する。

平均照度に対する最小照度の比を示すこともあるが、どちらの場合であっても「均斉度は1に近いほど照度のムラが少ない」という考え方は同じである。均斉度が1に近いほど、その空間は均一に照明が行われていることを示す。直管形やスクエア型の照明器具では均斉度が高くなり、スポットライトなど局所照明を多用すると均斉度は低くなる傾向にある。

執務空間における照明設計では、計算対象室の均斉度を0.33以上とし、かつ全般照明で均斉度を0.6以上確保すると、大きなムラの発生していない空間となり望ましいとされる。作業を行う机上で明るさに差があると、目の疲れを誘発し作業性が悪化するため、できる限り均斉度を高めた計画とすることが望まれる。

自然光の場合は明るい部分と暗い部分に大きく差が生まれるが、均斉度が0.1を下回らないよう、窓の配置と人口照明を計画するのが良いとされている。

照明設計や計画の詳細については照明設計の基礎知識と設計手法を参照。

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