ピークカット

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ピークカット

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電力の尖頭的な需要を緩和し、平準化するための手法のひとつ。ピークカットはその名称の通りピーク負荷を「カット」する手法であり、他の時間帯に負荷をずらす「ピークシフト」とは考え方が異なる。

太陽光発電設備や風力発電設備、自家用発電設備によってエネルギーを創出し、電力会社から購入する電力を減らすことで、最大需要電力の低減を目指す方法が代表的である。

各種発電設備を利用した創エネルギーによるピークカットのほか、旧式の空調機を高効率な空調機に交換したり、蛍光灯や白熱電球といった消費電力の大きなランプをLED照明など効率の良い照明器具に置き換えることも、ピークカットの手法に含まれる。

蓄電池や蓄熱設備といった設備は、夜間あまり使われていない電力を貯め、負荷の大きな昼間時間に利用する手法であり、ピーク負荷をカットしているわけではない。手法は「ピークシフト」と呼ばれ、ピークカットとは区別されている。ピークカット、ピークシフトどちらも需要電力の低減を図られる省エネルギー手法だが、その考え方は異なっている。

電力会社と電気の受給契約を結ぶ場合、1年間を通し最も大きな電力が発生する瞬間(ピークデマンド)の電気容量で契約を行うため、ピークカットにより最大需要電力を低減できれば、基本料金が安価になるためランニングコストを低減できる。

契約電力やデマンドについての詳細は契約電力とデマンド管理を参照。

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