検索キーワードを入力
🏠 電気設備の知識と技術 > 電気設備用語辞典 > バードストッパー
バードストッパー
鳥の糞害を防止するため、電線やダクト、建築物の上部に取付けるワイヤーまたは剣山等の障害物。鳥が留まりづらい形状にすることで、飛来を予防することができる。鳥が多く飛来する場所では、落下により床が汚れたり、通過する人や車両への汚損被害につながるため、バードストッパーの設置が推奨されている。
パラペットやコンクリート部分には接着剤やアンカーボルトで固定し、ケーブル類は耐候性の結束バンドで固定するのが一般的である。鳥がバードストッパー上に留まろうと、激しく接触することが予想されるため堅牢に固定することが望ましい。
ワイヤーや剣山は、長期に渡る設置により腐食または、汚れが付着しやすく、美観上の問題となることが多い。特に剣山タイプの場合、架空ケーブルや建物のパラペット部分に数多くの剣山が見えてしまうことになるため、美観を損なう原因となる。

特殊なバードストッパーとして、永久磁石を等間隔で取り付けた製品も存在する。生物磁石を持つ鳥に対し、混乱や不快感を与えることで飛来を防止するとされており、実用化・販売された製品となっている。永久磁石のため、磁石に対するメンテナンスは不要とされている。
目の細かなネットを張ることも、バードストッパーの機能として優秀である。キュービクルの下部や、建築物の梁フランジ部分といった部分は鳥が入り込みやすく、営巣されやすい部分となるため、バードストッパーによる予防措置を施すと良い。
電気の仕組み、発電所から家庭に送られる電気の流れ、直流と交流の違いなどを紹介。
新エネルギーとして代表的な太陽光発電、風力発電、燃料電池や、排熱再利用など。
照明設計の基礎知識、実務における応用、電球の特徴と選定方法などの照明設計。
電気計算の基礎となる幹線設計やケーブルの選定方法、配線器具の計画、電線管の種類と使い分け。
電話、LAN、テレビ共聴、構内通信、電気時計など、弱電設備の設計や計画について。
電力ケーブル、通信ケーブル、光ファイバーなど数多く存在するケーブルの特徴を解説。
受変電設備の設計、各種保護装置の選定方法、受変電設備を構成する保護リレーの種類と整定方法など。
非常用照明、誘導灯、自火報、非常用発電機、防災用蓄電池など、災害発生時に使用する防災設備を学ぶ。
電気設備の関連業務を行うにあたり、必要と考えられる各種資格について学ぶ。
カーボンニュートラルを達成し、二酸化炭素の排出を削減と吸収の技術について解説。
電気設備で使用される機器、材料、技術、指標や単位を解説したオンライン電気設備用語辞典。