PAS

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PAS

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需要家が高圧受電を行う際、受電点に設ける開閉器のひとつ。気中負荷開閉器とも呼ばれ、電力会社との責任分界点として用いられる。

PASには、需要家内で発生した事故電流を切り離し、波及事故を防止するための機能が搭載されている。PASそのものは30年以上も以前から開発されており、架空配線による高圧受電を行う需要家のほとんどが、PASを用いた受電を行っている。

需要家か受電点に用いるPASは「過電流ロック機能・蓄勢トリップ機能」等を搭載した機種を基本とすると良い。過電流ロック機能は、需要家内で発生した電気事故による電流を検出し、自動で電路を開放する機能である。

地絡事故が発生した場合、地絡電流は大きな電流ではないため即時開放が可能だが、短絡事故では電流値が極めて大きく、PASでは安全な開放ができない。短絡による過電流が発生した場合には、開閉機構をロック状態とし、電力会社が停電したのを検出して開放するという動作が行われる。

この場合、電力会社の停電を伴うため波及事故と思われがちだが、電力会社は数分後に再送電を行い、事故が取り除かれていれば波及事故として取り扱わないという規定がある。PASに過電流ロック機構付きが採用されていれば、万が一の事故であっても電力系統から自動的に切り離されるため、リスクの低減が図れる。

負荷開閉器の詳細については断路器・負荷開閉器・遮断器の特性と選定方法を参照。

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