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ワイヤゲージ
主にアメリカで使用されている電線規格のひとつで「A.W.G.(米国標準ワイヤゲージまたはアメリカンワイヤゲージ : American Wire Gauge)」と呼ばれる。数字が小さいほど断面積が大きい。
A.W.G.による線番5 = 直径4.621mm、線番10 = 直径2.588mm というように、数字が大きいほど直径が小さくなり、断面積も小さくなる。日本以外でのゲージによる基準はインチを基本としている。
日本国内では「スケア(sq)」と呼ばれる「断面積」を表現するのが一般的であり、A.W.G.表現された数値を断面積に換算して用いている。近似値は下記の通りである。
- 3.5sq : A.W.G.12(3.31sq)
- 5.5sq : A.W.G.10(5.26sq)
- 14sq : A.W.G.6(13.3sq)
- 22sq : A.W.G.4(21.2sq)
- 38sq : A.W.G.1(42.4sq)
- 60sq : A.W.G.2/0(67.4sq)
- 100sq : A.W.G.4/0(107.2sq)
A.W.G.によって「線番0」よりも小さい数値(太いサイズ)を表現する場合「00(2/0)」「000(3/0)」「0000(4/0)」というように記載している。
アメリカンワイヤゲージのほか「S.W.G.(英国標準ワイヤゲージまたはインペリアルワイヤゲージ : British Imperial Standard Wire Gage)」「B.W.G.(バーミンガムワイヤゲージ : Birmingham Wire Gage)」が規定されている。
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