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雨線

配線器具や照明器具の電気機器に対し、雨が掛かるか、掛からないかを示す指標のひとつ。軒や庇の先端から「鉛直に対して建物側に45°で引いた線」を示すものであり、外部に開放された軒下部分での該当事例が多い。

雨線内は雨の吹き込みが少なく、雨線外は吹き込みのおそれが高く雨が直接かかる部分となるため、雨線外では高い防水性が求められる。雨線外に外壁貫通部があると、止水処理をしていても建物内部への水の侵入リスクが高くなるため、建物の外壁貫通部は雨線内とするのが品質上望ましい。

雨線内では、雨が直接かかるおそれは少ないが、台風の強風で雨線内まで水が回り込む可能性があり、かつ湿気のあるエリアとなるため、屋内用の配線器具や照明器具を使用するのは避けるべきである。かつ、雨線内であっても防水処理は十分に施さなければならない。

雨線外、雨線内のどちらであっても、外部に電気機器を計画する場合、水の侵入による絶縁性能の劣化を防ぐため、防水性能や防湿性能を持つ配線器具や照明器具を設置しなければならない。

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