リングレジューサ
ノックアウト径の縮小アダプター
リングレジューサは、金属管工事や可とう電線管工事において、アウトレットボックスやプルボックスに設けられたノックアウト(打ち抜き穴)の径が、接続するコネクタのサイズよりも大きい場合に使用する、径調整用のアダプター金具である。「ノックアウトレジューサ」や単に「レジューサ」とも呼称される。
電線管をボックスに接続する際、既設のノックアウト穴が大きすぎると、ロックナットが掛からず固定できない、あるいは隙間が大きく異物が侵入するといった不具合が生じる。リングレジューサを使用することで、開口径を擬似的に縮小し、正規のサイズのコネクタを強固に固定することが可能となる。
挟み込みによる固定と材質
構造は、ドーナツ状の金属板であり、ボックスの鋼板を内側と外側から挟み込むように2枚1組で使用するのが基本である。例えば、25mm(C25/G22)用のノックアウト穴に、19mm(C19)の電線管を接続する場合、25mm→19mmへのリングレジューサを選定し、コネクタのオスねじ部分に通してロックナットで締め付ける。
材質は、一般的な屋内用としては電気亜鉛めっき鋼板製が標準であるが、厨房や屋外など腐食環境下ではステンレス製を選定する。また、厚鋼電線管用と薄鋼電線管用で規格が異なるため、接続する管種に応じた選定が必要である。
電気的接続の確保
リングレジューサの表面処理に用いられる電気亜鉛めっきは、鉄素地と同等の良好な導電性を持つ。そのため、ロックナットをプライヤー等で規定トルクで締め付け、座面をボックス及びレジューサに圧着させることで、電気的な接続(ボンディング)は十分に確保される。
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