電気設備の知識と技術 > 電気設備用語辞典 > 入退室管理設備
入退室管理設備とは、機密度の高い建物や部屋の出入口に設けられるセキュリティ設備の一種である。この設備には入退室の記録、電気錠のスケジュール及び遠隔開閉、こじあけ警報など、セキュリティに関わる設備が広く含まれる。
この設備の中心となる主装置は、入退出記録を制御監視・記録する役割を担っている。カードリーダーや生体認証などを利用し、入退室を制限することができるため、許可されていない人や車両がセキュリティレベルの設定された区画への侵入を防ぐことができる。
入退室管理設備は、機密性の高い建物や部屋のセキュリティを確保するために欠かせない存在である。また最近では、AI技術の進化により、AIカメラやAI顔認証といった入退室管理設備にAIを導入することで、より高度なセキュリティの確保が可能となっている。
入退室管理設備は、金融機関や研究所、政府機関など様々な場所で使用されている。これらの場所では、機密情報や貴重な資源を管理するために、セキュリティの確保が重要な課題となっている。そのため、入退室管理設備は、セキュリティ対策の中でも基本的かつ重要なものとして位置づけられている。
今後は、IoT技術の進化により、入退室管理設備はますます高度化していくことが予想される。たとえば、入退室管理設備に人感センサーや顔認証システムを組み込むことで、より確実なセキュリティを実現することが可能となる。そのため、入退室管理設備の進化には、今後も注目が集まることが予想される。
セキュリティや防犯設備についての詳細はセキュリティ・入退室管理・防犯設備の基礎知識を参照。
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