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空気比

燃料が燃焼する際に供給した空気量を、理論空気量で除した数値。空気比1.0を基準とし、常に1.0で燃焼するのが最も高効率だが実際に1.0を維持し続けるのは困難なため、若干高い数値で運転する。

空気比1.0よりも大きな数値だと、空気が過剰に供給されていることになるため排ガス熱損失が増大し、小さいと空気不足による不完全燃焼状態となる。

電気事業用ボイラの空気比は1.0に近いほど効率が良いため燃料消費量を抑えられるが、空気比1.0を下回ると、不完全燃焼による一酸化炭素、黒煙などが増加するため危険である。

ボイラの運転は空気比1.0を若干上回る1.1~1.3で設計されるのが通常となるが、空気比が高すぎるとNOxの発生や、熱効率の低下を引き起こすため、空気比1.1~1.3を維持するのが望ましい。

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