ケーブルヘッド

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ケーブルヘッド

高圧ケーブルを高圧機器や受変電設備と接続するため、端末処理を施した部分。ケーブルヘッドを構築するため、被覆を剥いだ高圧ケーブルに絶縁テープ(エフコテープ)や半導電テープを巻いた構造となっており、分岐管を用いて二又または三又に分岐する。受変電設備を構成する重要部材のひとつであり、略称として「CH」と表記される。

ケーブルヘッド内部に浸水すると絶縁破壊の原因となるため、屋外用では雨覆と呼ばれる笠をケーブルヘッドに設け、雨の侵入を防止する。寒冷地では内部の浸水が凍結し、絶縁体に機械的な損傷を与えることが有るため注意が必要。ケーブルヘッドは接地線が取り付けられるようになっており、地絡継電器や地絡方向継電器の動作のためのシールド接地が可能となっている。

高圧ケーブルは被覆が剥がされると、電界の分布が大きく乱されて耐電圧特性が劣化するため、遮蔽層の切断部分に遮蔽銅テープ、半導電性布テープを巻きつけ、ストレスコーンを取り付けることで電界集中を防止する。ケーブルヘッドは、電気力線を分散させることで絶縁破壊を防止するという役割がある。

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