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🏠 電気設備の知識と技術 > 電気設備用語辞典 > 火災時管制運転

火災時管制運転

エレベーターの自動運転方式のひとつで、火災信号の受信により、強制的に避難階(通常は1階)にかごを移動し、乗客が押している行き先階ボタンはすべてキャンセルされる。

エレベーターかご内は、火災が発生したため、避難階に移動する旨の表示とアナウンスがなされる。この放送を受けて利用者はエレベーターから退避することになる。

かごが避難階に着床した後、自動的に扉が開放状態となり避難を促し、避難後は、新たに人が乗り込まないよう扉を閉め、休止状態で停止する。休止状態を解除しない限り、エレベーターを使用できないため、火災時に乗り込んでしまうような二次災害の防止が図られている。

なお火災時管制運転への切替は、自動火災報知設備の感知器や発信機の動作による連動が基本となるが、管理室や防災センターに昇降機監視盤があれば、手動強制的に停止させたり、自家発管制運転といった別の機能への切替も可能である。

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