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分流器

直流電流計の測定範囲の拡大に使用する抵抗器で、電流計に並列に接続し、電流計に流れる電流を分流させて測定範囲を拡大する。

可動コイル形計器で計測できる電流値は制限があるため、大電流を測定する場合には分流器の使用が必須となる。メーカー標準品として、7.5A程度の小電流から、6kAを超えるような大電流までを計測可能範囲まで分流し、入力範囲を拡大可能となる。

分流器に流す電流は定格電流の80%を上限とし、定格電流の1.5倍以上の裕度があるよう選定するのが良い。定格電流に近い電流を長時間流すと、機器発熱による焼損や誤差の原因となるため避ける。端子電圧は60mV、100mVが標準である。

分流器は、計器に内蔵される場合と外付け設置する場合があり、外付け分流器を使用する場合は抵抗値の誤差が発生するため注意が必要。

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