バインド線

サイトロゴ

電気設備の知識と技術 > 電気設備用語辞典 > バインド線

 Tweet  Blueskyのアイコン

バインド線

電線を造営材に括り付けるために使用する金属線で、鉄線に塩化ビニルコンパウンド被覆した「鉄バインド線」や、軽量でやわらかい銅で被覆した「銅バインド線」、アルミを被覆した「アルミバインド線」など、いくつかの種類がある。

TV共聴用アンテナやマストを固定するための「ステンレスバインド線」といった製品も存在し、アンテナ支線として利用されている。

耐候性や引張強度が高いため、電気工事における電線やケーブルの支持固定、電線管への電線引入れ時の呼び線といった用途で広く使用されており、意匠性への配慮から、被覆のカラーラインナップが多数ある。販売単位は300m巻きが基本で、単体長さ450mmや650mmなど、ケーブル類を支持固定するのに適したサイズでの束売りも行われている。

バインド線の太さには0.9m㎡、1.2m㎡、1.6m㎡、2.0m㎡の規格があり、径が太いほど破断強度が高い。一般的な鉄バインド線では0.9mmで20kgf(約200N)、1.2mmで35kgf(約35kg)、1.6mmで60kgf(約600N)、2.0mmで95kg(約950N)程度の引張荷重に耐える。

バインド線は、電線管路内に先行して入れ電線を引き込むために使われる「呼び線」と同様の構造をしているが、バインド線は固定用、呼び線は引入れ用として、区別した呼称となっていることが多い。

第二種電気工事士試験における「メタルラス貫通部でのバインド線による防護管固定」では、防護管となる合成樹脂管の両端ケーブル部分にバインド線を2回以上巻きつけ、保護管が動かないよう折り曲げて固定する。電気工事士試験では、バインド線の適正な使い方も審査対象となるため十分な練習が不可欠となる。

舞台などで使用するスポットライトの吊り照明を、落下防止または固定用としてバインド線を使う事例があるが、これは危険であるため避けるのが望ましい。何度も取付け・取外しを繰り返したバインド線は、金属疲労による破断を引き起こすことがあり、照明器具の落下による事故につながる。

新着情報

2024.02.29 漏電リレー

2024.02.25 光ダクト

2024.02.25 片端接地

2024.02.23 スコット変圧器

2024.02.20 配線ダクト

2024.02.19 感震ブレーカー

2024.02.17 マルチメディアコンセント

2024.02.15 アンチパスバック

2024.02.15 DINレール

2024.02.15 オープン変電所

2024.02.13 スマート照明

2024.02.13 USB PD

2024.02.13 テレビコンセント

2024.02.12 アンダーカーペット配線

2024.02.10 パイプベンダー

2024.02.10 フロアダクト

2024.02.08 セルラダクト

2024.02.06 住宅用引込柱

2024.02.03 CTD(コンデンサ引外し装置)

  
カテゴリー
エアコン室外機の写真
電気の仕組み、発電所から家庭に送られる電気の流れ、直流と交流の違いなどを紹介。
風力発電の写真
新エネルギーとして代表的な太陽光発電、風力発電、燃料電池や、排熱再利用など。
ライティングレールに取り付けられたスポットライトの写真
照明設計の基礎知識、実務における応用、電球の特徴と選定方法などの照明設計。
分電盤の測定写真
電気計算の基礎となる幹線設計やケーブルの選定方法、配線器具の計画、電線管の種類と使い分け。
設備時計の写真
電話、LAN、テレビ共聴、構内通信、電気時計など、弱電設備の設計や計画について。
ボックスに収容されたケーブルの写真
電力ケーブル、通信ケーブル、光ファイバーなど数多く存在するケーブルの特徴を解説。
辞書を見る人の写真
電気設備で使用される機器、材料、技術、指標や単位を解説したオンライン電気設備用語辞典。
柱上に取り付けられた変圧器と電線の写真
受変電設備の設計、各種保護装置の選定方法、受変電設備を構成する保護リレーの種類と整定方法など。
誘導標識の写真
非常用照明、誘導灯、自火報、非常用発電機、防災用蓄電池など、災害発生時に使用する防災設備を学ぶ。
机の上に置かれた辞書の写真
電気設備の関連業務を行うにあたり、必要と考えられる各種資格について学ぶ。
自然をイメージした植栽の写真
カーボンニュートラルを達成し、二酸化炭素の排出を削減と吸収の技術について解説。

Copyright © 2009-2024 電気設備の知識と技術 All rights reserved.

JPRSにより、証明書に記載のドメイン名( https://electric-facilities.jp )の利用権を有することが証明されています。