演色性(演色評価数)

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演色性(演色評価数)

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光源の質を示す指標のひとつ。ランプなど人工照明から発せられる光が、自然光を基準としてどれだけ色を忠実に再現できるかを判断する指標となる。国内では演色性の数値化として「演色評価数Ra」が用いられ、光源から照明された物体の色と基準光源で照明された物体の色が、どの程度違うかを示す尺度としてRa0~100で示される。

Raが100に近いほど、照射対象の本来の色を再現できるものとされる。逆にRaが0に近いほど、色の再現ができないと判断する。一般の照明環境ではRa70以上の演色評価数が求められ、展示などをする場所ではRa95以上が望ましいとされる。

演色評価数が高いほど良い色という判断基準ではなく、人工照明に照らされた物体の色の見え方が、本来の色にどれだけ近いかを示すもののため、数値の扱いに注意が必要。数値が高いほど「きれいな光」「好ましい光」という意味とはならない。

白熱電球はRa=100、蛍光灯はRa70~90、水銀灯はRa60、高圧ナトリウムランプはRa25程度を示す。LED照明もRa70以上の器具が一般的に流通しておりRa95といった高演色性の器具も普及しているが、演色性を高めると光束が低下するので、照度を求める計画では注意を要する。

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