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L2スイッチ
L2スイッチは、ネットワーク系統内部に設置され、ポートを追加するために使用される通信機器の一つである。L2スイッチはVLANを構築する機能を持ち、スイッチングハブにVLAN構築機能を追加したものと考えることができる。
スイッチングハブは、すべてのポートが同一グループに含まれてしまうため、区分されたLAN同士の通信ができない。しかし、L2スイッチはポートごとにグループを分けることができ、仕切られたグループ同士での通信が可能になる。
L2スイッチを使用すると、不要なトラフィックが全ポートに流れることを防止し、帯域の有効利用を図ることができる。また、セキュリティ強度も高めることができる。L2スイッチ本体はIPアドレスの指定なく動作するが、IPアドレスを指定することもできる。
VLANによって仕切られたグループ同士での通信をする場合は、ルーターやL3スイッチが必要になる。これは、L2スイッチが同一ネットワーク内でしか通信できないためである。
L2スイッチのメリットは、仕切られたグループ同士での通信が可能になることであり、不要なトラフィックが全ポートに流れることを防止し、帯域の有効利用を図ることができる点も挙げられる。一方、L2スイッチだけではルーティング機能がなく、仕切られたグループ同士での通信ができない点がデメリットとして存在する。L3スイッチやルーターと比較して、機能が限定的であるという点も考慮する必要がある。
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