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アップコンセント

床面設置のコンセントのひとつで、床下にボックスを設けたもの。コンセントを使用しない場合は床下に収容できるため、コンセント上部の空間を有効利用できる。

通常、テーブルや机の上で電気機器を使用したい際には、壁のコンセントにプラグを接続するか、延長コードを引き伸ばす必要があるが、床面にアップコンセントがあれば壁からコードを引く必要がなく、意匠的にも安全面にも利点がある。

アップコンセントの端部には1~2mmの段差が発生し、まったくのゼロとできない。このわずかな段差は歩行感が変わってしまうことだけでなく、転倒するおそれもある。タイルカーペットなどであれば限りなく段差をなくせるが、フローリングやPタイル、磁器タイルでは段差が必ず発生してしまうため、転倒しないよう取り付け方法や設置場所を検討しなければならない。

床面にコンセントを設置するという性質上、水や飲食物などが内部に入り込みやすい。床面は汚れが多く、水や飲料水が内部に浸透すると漏電事故に発展する危険性が高い。床を水洗いするような場所にアップコンセントを施工してはならない。

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