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圧着端子

電線を遮断器や端子台に接続するための小型端子で、細い径の制御線だけでなく、大径の電力ケーブルまで幅広く接続するために用いられている。接続する電線を端子に挿入し、圧着工具で挟みこむことで接続する。

圧縮端子と違い、圧着部分は端子の一部を行うため機械的強度が低く素線切れが発生しやすいが、安価かつ施工性が良いため幅広く使用されている。なお325sqを超える電線を接続する場合、圧着端子では接続できないため圧縮端子を使用する。

端子の先端は「先開形(Y形)」と「丸形(R形)」があり、コの字形は施工性が良いが抜けやすいため、丸形を使用することが望ましい。制御線では保守性や作業性を優先し、先開形を使用することも多い。

圧着端子の接続には専用の圧着工具を用いるが、接続する導体種類や被覆有無によって適正な工具を使用する必要がある。規定外の圧着工具で端子を接続すると、過剰圧着による素線切れ、圧着不足電線の抜け、絶縁劣化による異常発熱といった事故を引き起こすことがあるため、正規の工具を用いて施工しなければならない。

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