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5G

第5世代移動通信システムとも呼ばれ、高速かつ大容量、遅延が少なく、多数の端末が接続できる通信規格である。従来から普及している4G(LTE)よりも帯域幅が広く、同時大容量通信に適している。

4GではスマートフォンやタブレットPC、ノートPCなど、モバイル端末で音楽や映画、データ通信をすることが主体となっていたが、5Gではネットワークに接続される機器が爆発的に増えたことに対応し、大量の通信機器が同時に接続された状態に耐えられるよう設計されている。

モバイル通信機器だけでなく、腕時計や歩数計といったウェアラブル機器もネットワークに接続され、家電製品のほとんどがスマート化されるようになっている。自動販売機などもネットワークに接続されており、購入者や販売状況のデータがクラウドサーバーに集計されビックデータとして分析されている。

このような環境の変化に対応し、多数の電気機器がネットワークに接続されることを前提とした通信規格として、順次利用可能エリアの拡大が進められている。

通信規格

5Gには「ミリ波(400MHz幅 - 28GHz)」や「Sub6(100MHz幅 - 4.5GHz または 3.7GHz)」といった、超高速通信が可能な帯域を利用した通信と、従来の4G(LTE)と同じ帯域幅を用いるものがあり、4G(LTE)と同じものでは通信速度は従来同様となる。

高い周波数帯域は長距離まで到達しにくいという性質がある。3.7GHzを超える超高速通信が可能な帯域は、基地局を多く設置しなければならないため、都市部に限られた展開となっている。地方部では既存の4G(LTE)で用いていた周波数を活用して5G化を進めているが、帯域幅は20MHz~40Mhzを用いているため高速化を望むことはできない。

都市部であればミリ波やSub6の電波が提供されているため、数百Mbpsの実効速度が得られる可能性が高いが、地方部では5Gと表示がなされても、それほど速くなったと体感できないものと考えられる。

4Gと5Gの切り替わり不具合

4Gと5Gが混在した状況では、モバイル端末が互いの通信規格へ頻繁に切り替わる現象により、接続不良を起こすことがある。5G提供エリアは都市部を中心に拡大されているが、5G提供エリアの端部となる地域では、5G接続から4G接続に頻繁に切り替わり、電波の強弱により再度5Gに切り替わる、といったことが断続的に繰り返され、通信が安定しないといった不具合が発生することがある。

切り替わりが発生したとき、通信が途絶えることになり、ダウンロードが停止したりエラーによりアプリが停止するといったことも発生する。電車や自動車での移動中では、頻繁に電波の供給エリアが切り替わることがあるため、5Gへの接続を無効とし4Gのみで運用することを考えると良い。

 
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